英語でググる効用

開発していて困ったとき、日本語の単語を入れてググっては、なかなか良い解決法が見つからず、お悩みが解決しないことはありませんか?
私も以前はよくありました。やはり日本語で得られる情報には限りがあります。
そんな時、開発者の皆さんはどうしてるでしょうか?
  • 解決をあきらめて「仕様だ」と言い張る
  • 職場の先輩に泣きつく
  • 見なかったことにする
なんてことしてないでしょうか?

確かに問題を解決することにかかる工数と、それで得られる成果を天秤にかけたら、仕様だということにしてしまうのが一理ある場合もあるとは思います。
神のような先輩がいれば、相談すれば早いかもしれません。(あまり頼りすぎると、そのうち雷が落ちるとは思いますが)

しかし、いつもこんな調子では、エンジニアとしてのその人の成長が止まっちゃわないかと、心配になります(成長してくれないとこっちが困るってこともありますが 笑)

私がお薦めしたいのは、Google先生に尋ねる時、日本語ではなく英語で尋ねてみるということです。

いつも入力している日本語の単語を、英単語にしてみる。それだけなんです。

最近は日本語の技術者向けのサイトも、以前に比べたら充実してきましたが(qiitaとかteratailとか、確かに助かることはあります)、英語の技術情報の量はやっぱり半端ないです。
そもそもIT技術自体、ほとんど英語圏発祥のものばかりですし、英語のコミュニティなら世界中のエンジニアから情報が得られます。

英語で技術的な困り事をググってみると、例えばよく Stack Overflow というコミュニティの記事が上の方にヒットすることがあります。


そこでは困り事の質問に対する世界中のエンジニアからの回答が寄せられています。
それも良質な回答にはきちんとサンプルコードが付いていて、それを参考にすることにより、自分の困り事が解決してしまうことが非常によくありました。
これは日本語のサイトばかり検索していても得られない情報であることが多いです。

えっ、自分は英語が苦手だからムリ?
そんなこと言っている奴には雷を落としてしまいそうになりますが、普段IT界隈で使っている用語って、英語をそのままカタカナにしたものが多いですから、それが読めれば意外に理解できるものです。
それにプログラムのコードは各国共通ですしね。

ちなみに、IT界隈ではアルファベットで3〜6文字くらいの略称がよく使われますが、略称については英語での正式名称は知っておくと損はないです。
略称って、いろんな業界でそれぞれ違う意味で使われることも多々ありますが、自分の業界での正式名称を知っておくことと、その略語と一緒に使われることが多いキーワードくらいは考えておくと、検索の精度が上がると思います。

今日はこんなところで。